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  • 執筆者の写真株式会社WINxVAL

#006 伝える力

株式会社WINxVAL、代表の菱沼寛章です。


今年開催されたWBC(ワールドベースボールクラシック)、少し前に撮ったまま見ていなかった3時間特番を見直してみると、さんざん方々で試合やサイドストーリーの動画を見倒したにも関わらず、また心をつかまれ泣けてしまいました。普段野球をあまり見ない人も巻き込んで魅了した、本当に素晴らしい大会でした。


 このフィーバーのおかげでTV局も細部まで取材をしていたため、普段あまり知りえない情報とかも入ってきて、それも面白いなと思ったのですが、その中でも特に気になったのが、日本代表選手の中で4番を任された吉田正尚選手のトレーニングについての話でした。大会後のシーズンはメジャーリーグに初参戦し、名門レッドソックスでも打ちまくって大活躍されています。吉田選手は身長が170㎝代とプロ野球選手としては大柄ではないのに、長距離バッターとして活躍できるのか?の秘密の一つとして、特に優れている能力があると指摘されています。それは「ハンドアイコーディネーション」というそうです。



 聞きかじっただけの分際で説明しますと、「ハンドアイコーディネーション」とは文字通り「ハンド」と「アイ」をどうつなぐか、つまり目で受けた情報をいかに正しく手の操作に伝えて反応させられるか?ということらしく、野球だけでなくテニスやゴルフ等の手で使うスポーツでよく話が出るみたいです。(なので、サッカーだと「フットアイコーディネーション」だそうです)


 吉田選手はこの能力を鍛え、突出しているらしいのです。鍛えると言っても、どうやって?と思えたのですが、この練習風景も他の番組で見つけました。WBC効果すごい。バリバリの筋トレ以外に、紙風船を両手に挟んでつぶさないように体勢を維持したりすることで、間接への負担をかけずに正しく力を伝える感覚を意識できるそうです。(室伏広治さん考案の手法とのこと)いや、勝つための工夫というものは凄いものだなあと感心しました。


 ただ、「頭(考える) ⇔ 体(行動する)」という連携の話なので、自分らが関わるゲーム制作でも「正しく伝える」方法は色々と工夫することも頭によぎりました。やりたいことが頭にあっても形にならないと成果につながらない、成果につながらないと売れないのでプロの仕事ではないという点では似ているのかもしれないです。


 野球の話は色々面白く、ゲームとしてルールが複雑に作られている分だけ、活躍できるポイントも様々です。メジャーリーグには選手の評価基準が色々あって(WHIPとか K/BBとか )、それを使って選手の特性や貢献度が語られたりしています。印象だけでなく数値で語ることも、上記の「ハンドアイコーディネーション」もそうなのですが、様々な情報を共有するために、アメリカのほうが率先して明示化しているように感じます。


 WBCでもダルビッシュ選手が自分の持っているノウハウを日本代表の投手に共有したり、YouTubeなどの動画でも公開したりしています。ゲームでも、アメリカで毎年開催されている開発者のイベントGDC(Game Developers Conference)では、制作でのポイントやノウハウを腑に落ちるレベルで共有してくれています。どれもアメリカの話が多く、野球もゲームもアメリカのレベルの高さを支えているようにも感じますが気のせいでしょうか。


ご質問ご感想、ご要望等ございましたら、弊社ホームページからお送りください。答えられる内容であれば、この場で回答的に書き込みたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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