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  • 執筆者の写真株式会社WINxVAL

#007 やっぱりすごいぞ、さくらももこ

更新日:2023年6月11日

株式会社WINxVAL、代表の菱沼寛章です。


 先月末に仕事で横浜出張があったのですが、弊社社員に「今横浜行くなら、そごうでやっている『さくらももこ展』、絶対見た方いいです!」と言われました。「絶対?」と聞いたら、「絶対!」とのことだったので、夜に時間を取って行ってみました。


 自分にとってさくらももこと言えば、高校生の時に「ちびまる子」がアニメ化して即ブレイク。街中どこでも「ぴーひゃらぴーひゃら」とテーマ曲が流れていたことを記憶しています。さくらももこは当時、オールナイトニッポンでラジオパーソナリティもやっていて、初めて聞いた時は口調や声質全て「まんま、まる子じゃん!」とかなり驚きました。こんな感じで熱狂的ではないにしても日常に「さくらももこ」は浸透していて、最初に出されたエッセイ3部作で爆笑したり、最近になって「コジコジ」を読み始めて感心したりと、すでにお亡くなりになられているとは思えないほどに「さくらももこ」は今も身近に感じられる存在のままでいます。



 というわけで、いざ見てみると、これが驚きしかない展示会でした。とにかく展示物の各パワーが凄くて、本当にモノを創り続けた人だったのだなと圧倒されました。数も種類もそうなのですがクオリティもハンパなく、趣味で作った缶バッチとかイラストは、もうそのまま売ってくれと思えるものばかりでした。ただただ感心させられる中、リアルタイムで読んで既に笑ったのに生原稿を見てまた笑わされたりグッと胸に突きつけられたりすると、作り手の端くれにいる者として、こうまで客側に押しやられてしまうと、悔しいやらうらやましいやらで色々な感情がめぐってしまいました。



 さくらももこの息子さんが仕切って展覧会を構成されていたみたいですが、その責任感や仕事っぷりも会場で感じました。歩いている途中で「さくらももこの、オールナイトニッポン~」と声が聞こえてきたり、リボンの付録で世代の女の人を足止めしてみたり、よく考えているなあと感心しました。出し惜しみしない雰囲気から(1400円で良いのか?と思ったくらい)、関連するスタッフや息子さんが、さくらももこイズムを継承していることに嬉しさを感じました。


 さくらももこと息子さんとのやり取りも会場で紹介されていて、息子さんが「マリオサンシャインについて語ろう」と旅行先の温泉で促すと、さくらももこが「温泉に入っている時くらいは堪能させてくれ」と返すあたりは、双方かなりのゲーマー感を感じました。(サンシャインはマニアックだと思いますw)そういえば、ドラクエから抜けられなくて~みたいな話をよく聞いていたし、仕事場の作業机の上には任天堂の宮本さんのサインが丁寧に飾られていたりと、ジャンルやカテゴリーを超えたモノ創りの連鎖を強く感じました。自分もそういう一翼を担いたいものですが……


 仕事がんばろ。


ご質問ご感想、ご要望等ございましたら、弊社ホームページからお送りください。答えられる内容であれば、この場で回答的に書き込みたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


(蛇足)  ちびまる子で大好きなネタがグッズになっていたので、思わず買ってしまいました。欲しいグッズが山ほどあったので手あたり次第取っていたら、すごい金額になったので半分戻しました。戻したグッズは、次回の静岡?とかで開催されるのを追いかけることができたら買おうと思います。そのためには、お金いるな……

 仕事がんばろ。






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