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11/9[参加報告]審査員として御茶の水美術専門学校さんの発表会に参加しました

  • 執筆者の写真: 株式会社WINxVAL
    株式会社WINxVAL
  • 11月15日
  • 読了時間: 3分

更新日:11月18日

 お久しぶりです、菱沼です。8月には弊社が無事に5期目に突入し、9月末には仕事が立て込んでいたこともあり、日々の活動は続けていながらも、なかなか報告の時間が取れずに今に至ってしまいました。それでも先日、学生さんから熱量をおすそ分けしていただく機会があり、その熱を受けて今回の記事を書かせていただきます。

 11月9日(日)、御茶の水美術専門学校(OCHABI)で行われた「産官学連携授業」の成果発表会に、特別審査員として参加させていただきました。実在する企業や行政機関をクライアントに迎え、学生さんたちが与えられたテーマにクリエイティブの力で応えていくという授業で、年に数回まとまった形で披露される発表会です。

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 TVゲームの企画書は数多く見てきましたが、ゲーム以外の企画プレゼンを目にする機会はあまり多くないため、「審査員なんて務まるのだろうか?」と少し不安もよぎりましたが、授業でされている指導とは違う視点で見てほしいという学校側のご依頼もあり、せっかくのご縁なので参加させていただくことにしました。


 各学年から数名ずつで構成されたチームが各社から出されたお題の中から企画をまとめ、当日はそれぞれ約5分の持ち時間を使ってプレゼンをしてもらいました。チーム数は30弱にもなるため、一通り見るだけで数時間にもなる大ボリュームでしたが、どのチームも熱量が高く、視点もこだわりもユニークだったため、こちらも負けないくらい本気で臨むことができました。


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 仕事で行うゲームアイデアのやり取りの中では、「気になったところ」を伝えるだけでなく、「こうするともっと良くなる」という話まですると、円滑に進む傾向があります。学生さんの熱を受けたせいもあり、いつものクセでプレゼン直後に細かくコメントしてしまい、気づけば予定時間を押してしまっていました。付き添ってくださった先生方にはご迷惑をおかけしましたが、それでも学生さんと直接やり取りできる時間はやはり楽しく、自分にとっても学びは多かったです。


 審査は自分個人の評価以外にも、全体での優秀作品を他の審査員や学校の先生方と選んでいくので、それぞれの見解や評価も面白く聞けました。企業さんからのオーダー(「与件」とされていましたが)に応えることや実現可能なアイデアかに焦点が集まっていきましたが、自分はやはりそこに「熱」を加味して意見していたと思います。


 審査は自分個人の評価だけでなく、他の審査員の方々や先生方と共に全体で優秀作品を選んでいく会議にも参加させていただき、視点の違いがとても興味深かったです。企業側からのオーダー(与件)にどれだけ応えられているか、実現可能はどのくらいあるのかという軸が審査の中心にはありつつも、自分はどうしても企画から伝わってくる“熱”を無視することができず、その点を評価に加えていただきました。


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 審査して発表して終わりかと思ったのですが、キチンとした表彰式が開会され、各賞に対してコメントを求められました。教育の一環として還元やまとめなどで必要な場だとは思うのですが、参加している学生さんの当事者としての姿勢に感動しました。受賞が決まった瞬間の学生さんたちの喜ぶ姿、悔しがる姿には真剣さが滲んでいて、最後までとても良い発表会だったと心から思いました。参加させていただき、本当に光栄でした。


 仙台でゲーム企画から考える塾を開きたいなど、自分もまだまだ挑戦者なので、前に進むための“熱”をいただきました。久しぶりにSNS更新できたのも、この“熱”おかげかと思われます。


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 最後に、載せている写真が自分ばかり映っているのは、会場で撮影する余裕がなく、先生方に撮っていただいたものをいただいたためです。イベントの内容を詳しく知りたい方は、ぜひOCHABIさんの公式ホームページをご覧ください。  → https://senmon.ochabi.ac.jp/2025/11/58410/


 
 
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