5/17開催報告 ゲームの企画をイチから考えてみるワークショップについて
- 株式会社WINxVAL
- 6月2日
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更新日:5 日前

株式会社WINxVAL代表の菱沼寛章です。連投になりますが、5/5のゲーム制作の基礎の説明会の後、ゲームの企画考えたいけどどうすればいいの?について、5/17にワークショップをやってみました。5/5は子供の日で少し気にしていましたが、5/17は仙台青葉まつりの日で、みなさんお忙しいところに意図せずぶつけてしまいました。そんな中でも、説明会の時に来てくれたお子様に加えて、今回新たに来てくれたお子様も増えたため、少しずつ広がりを感じてうれしい限りでした。今回の会場は、仙台三越さんの上にあります公共施設エルパークで行ってみました。


ゲームの企画書とか仕様書とか考えると難しくなりそうですし、これといって答えもないものですので、シンプルなワークショップにしてみました。アイデアを考えてまとめて整理する流れを一緒にやってみることで、思いついた面白いことを書き留める習慣が徐々についてくるので、それを体感し、知ってもらおうと考えた次第です。そこから踏み出さないと、アレコレできないと知らないとゲームの企画なんてできないよね? と後ろ向きになることが多いです。あくまで企画書は手段であり、やりたいことであるアイデアが目的とすれば、考える楽しさを知ってもらえると思ったからです。こちらとしてもゲーム制作をやったことがない方が、どんなアイデアを出してくるのか楽しみでしたので、今回はお子様だけでなく付き添いの親御さんにもやってもらうことにしました。

どのくらいシンプルにしたのかと言いますと、ツールだのPCだのは使わず(使えるほど用意もできませんが)、分かりやすく「付箋紙とペンだけ」を使って行いました。意外とどの業種でも、ブレストや企画立案などでは使っていると思われますが、そのやりかたを知ることと実践してみる機会は、意外と大人になってからの方が多い気がします。子供のころからやっていれば、もっとアイデア出たかもしれない、いいアイデアが残っていたかもしれないと個人的に思うこともあり、この会で試してみたいことの一つでもありました。集めるアイデアも複雑にせず、単純にゲームに出してみたいと思う「だれ(何)が」「どこで」「何をする」に絞ってもらうことで、親子みなさんで考えることができ、楽しく会を進めてもらえたように思えます。


その結果、ホワイトボード1枚くらいはあっという間に、らくらく埋まりました。

当初の想定では、各席に自分がまわって色々鼓舞しながら何とかアイデアを出してもらおうかなと思ったのですが、「いったん止めます。区切りまーす」と言っても簡単に止まらないくらい、お子様も親御さんも乗り気でやっていただけたので、ホワイトボードも2枚目に突入まで進み、正直とても驚きました。その後、ここから見たアイデアから浮かんだアイデアを出してみたり、アイデアを組み合わせて企画のように組み合わせたりしてみました。下図のアイデアが最も人気のあるアイデアの組みあわせで、ちょっと見たことない面白そうなゲームアイデアが生まれました。せっかくでたアイデアなので、もう少し深堀して思案してみようかと考えています。


ありがたいことに、次は何やるの? とわざわざ聞いてくださるお子様もいました。弊社はゲーム制作の体験や考え方を通して「教える+教わるではなく、一緒に考える塾」を作ってみたいと考えているため、思ったよりも早い時期に、規模は小さくでも進めてみても良さそうな手応えを感じました。ゲーム制作を夢見るお子さんだけでなく、日常やる事に追われているお子さんや、将来何をしていいかわからないお子さんなどが、一緒に話して考える「息抜き」できる場でありつつ「生き抜き」を思案する場を作れないか、引き続き少しずつではありますが模索を進めていきたいと考えます。
<という次第で、次回のお知らせ>
